
「恋空」は切ない恋物語でもありますが、数々の悲劇も詰め込まれています。
そこまで美嘉を悲劇のヒロインにしなくてもと思ってしまいますが、著者の方の実体験に基づいたストーリーとのことですから、実際にあんなにたくさんの悲劇があったのでしょう。
まだ高校生だった美嘉の心はよく壊れなかったものだと思います。
悲劇だけではなく、映像化するには過激すぎるものも、「恋空」では美化してしまっている部分もあると思います。
大人でもあんなに悲劇が続いたら耐えられませんよね。
突然のヒロからの別れも映画ではリアル感がなく、美嘉の辛さがあまり伝わってきませんでした。
そして、「恋空」の映画ではやはり時間が足りなすぎるのです。
知らぬ間に別れていたように見えました。
そして、ヒロの詳しい病名もわからない。
闘病期間がどのくらいだったのかが一番わかりませんでした。
ヒロに付き添う美嘉が、影で涙を流すことはなかったのでしょうか?
一体美嘉とヒロはどれだけの時間を一緒に過ごせたのでしょうか?
実際の闘病生活は想像を絶するものがあったはずです。
映画で美化してしまった部分を、ドラマではきちんと伝えてほしいと思います。
良くないことは良くない。
悪いことを美化してしまってはいけないのです。
実体験を伝えるならば、今の高校生、これからの高校生に正直に伝えてほしいと思います。
「恋空」のドラマは、やはりストーリーは映画と同様のものだそうです。
そして、伝える必要のない部分は控えてほしいと思います。
「恋空」では、ヒロと優という対称的な2人である美嘉の彼氏が登場します。
春馬くん、小出くんの印象も強いでしょうが、これは本当に好みで分かれますね。
映画ではヒロを三浦春馬くん、優を小出恵介くんが演じましたが、観客はヒロ派、優派に分かれるのではないでしょうか?
どんな苦難があろうともヒロを愛する美嘉。
美嘉とヒロは魂で愛し合っていたようにも見えました。
ヒロとは正反対と言っていいほど、優しい愛で包み込むちょっと大人な優。
周りに何を言われようとも自分の想いのままに突き進むヒロ。
ヒロへの愛とは違ったけど、優の傍で安心できたであろう美嘉。
周りを気にせず、学校でも他のクラスに乗り込んで行ったり。
美嘉の幸せが一番で、自分が辛くても口には出さない優でした。
途中でヒロも身を引いたことはありましたが、優は何よりも美嘉の幸せを願っていましたね。
私自身は優派です。
春馬くんもとても好きなので、ヒロではなく春馬くんとして考えるとかなり揺れますが。
優のその後がとても気になります。
優はとても辛い立場になってしまいましたが、本当に美嘉を愛していて、美嘉の幸せを願っていたこともわかりました。
映画で植えつけられてしまった美嘉、ヒロ、優とはやはり全然違うイメージの、新しい美嘉、ヒロ、優が現れるのかもしれません。
「恋空」のドラマではヒロ役も優役も新しく選ばれるので、もしかしたらドラマではヒロ派になるかもしれませんが、優のその後が是非見たいと思います。
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